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お知らせ

7月臨時会:コロナで教育を止めるな予算

 那覇市議会は、7月臨時会を30日から8月6日の日程で開会し、GIGAスクール構想に基づく児童生徒一人一台の端末早期整備など21億円余りの補正予算等を審議しました。補正予算は、全会一致で可決。

 臨時会開会日は冒頭に、在沖米軍の実効ある新型コロナウイルス感染防止を求める意見書と抗議決議を全会一致可決しました。
在沖米軍の実効ある新型コロナウイルス感染防止を求める意見書と抗議決議

 最終本会議終了後は、私ども都市建設環境常任委員会は、市道久茂地9号(通称病院通り)の歩道を拡幅するリニューアル工事実証実験の現場視察を行いました。

 午後は、私どもローカル・マニフェスト推進連盟主催のンラインセミナー「ICT活用で教育の何が変わる?2 何が壁? 公教育のICT機器導入 ~先進事例と意義を探る~」
 教育現場でのICT活用は、OECD諸国の中で日本はかなり遅れているそうです。
コロナ禍で、教育へのICT活用は待ったなし。ソフト、ハード両面の議論と整備が急がれています。
 先行して公教育にICT機器を導入し、コロナ対応の一斉休校では全小中学校で遠隔授業を行った熊本市教育委員会の報告からは、教育へのICT機器の導入は「何のなめに」するのか、目的を明確にすることが大事であること、ICT機器の導入で、先生が教える授業から子ども達が主体的に学ぶ授業へ変化したこと、などがわかりました。また、よりよい手法にしていくために、大学や企業との連携も有効であるようです。
 同セミナー第1回も合わせて振り返るに、教育現場へのICT活用は、議会へのそれと似ている部分があることがわかります。
 ICT化で雑務が減り効率化できたことで、時間に余裕が生まれ、「その時間を生徒との時間に充てることができた」との現場の先生からの声も聞くことができました。
 一方、個人的には、実際に手で書き考え文章を構成することや、抽象的思考を育むことも、同時にバランスよく取り組む必要があると考えます。
 那覇市でも、教育現場へのICT活用の手法が形作られているところですが、よりよい教育を提供できるよう、議会もともに考え提案していければと思います。