９月定例会：委員会審査の経過と最終本会議に向けて

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那覇市議会　厚生経済常任委員会で補正予算（第2号）と一括交付金（補正予算第3号）等を審査。陳情は5件。県産品の優先使用については可決。その他は継続審査。

一括交付金（補正予算第3号）については、問題はあったものの、全会一致可決。（私含め特に問題視したのがＮＡＨＡマラソンランナーリピーター促進事業（473万6千円）：ランナーの交流の場を設けステージライブ等を行う趣旨：すでにイベント会場で実施している内容で重ねて実施する必要はない）

補正予算第2号で問題が顕在化。その前に、問題視された件：震災等緊急雇用対策事業を観光客向けエンタテイメントコンテンツ創造事業に使う点。1788万6千円。質疑を重ねたが説明不十分。

補正第2号で問題となっているのは、窓口業務外部委託事業（2105万5千円）：委員会では賛否同数で委員長採決となり多数可決。私は反対した。

窓口業務外部委託事業：私の考えは、民間委託推進は賛成だが、市民とまず直に接する市民課窓口の外部委託は、協働のまちづくりを標榜する市の姿勢として好ましくない。偽装請負の可能性も払しょくできず、労働環境として好ましくない。当局の答弁も説明責任として不十分等の理由。

その他の議案も含め、25日の最終本会議に向け、調査中です。

ちなみに、一括交付金第1弾（5月臨時会）で上がり「これは違うだろ！」と突っ込んだ環境部の「死犬猫等処理委託業務」（約540万円）の通常予算からの振り替えは、「申請の取り下げによる財源更正」となっていた（補正3号）。正しい判断と思います。