臨時議会(4月28日)で特別委設置
那覇市議会は4月28日、臨時議会を開き、
地域人材育成事業費などを盛り込んだ一般会計補正予算を全会一致で可決。
また、核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書及び決議を全会一致で可決した。
今臨時議会ではその他、2つの特別委員会の設置を決議した。
このたび設置された特別委員会は次のとおり。
「観光と地域活性化に関する調査特別委員会」
「公共交通と交通政策に関する調査特別委員会」
現在、市議会では、
「中核市移行に関する調査特別委員会」
を含め、3つの特別委員会が設置されている。
より深い議論がなされる特別委員会の設置は、
議会活性化の一環でもあるが、今回設置されたこれらの特別委には
会派に所属していない無所属の議員は入ることができない。
委員の構成すべてを、会派の人数によって比率を決める会派配分としたため。
3つの特別委の人数は、中核市13人、観光と交通がそれぞれ10人で計33人。
全員が特別委に属するものではないが、
そもそも無所属だからということで排除するのはいかがなものか。
会派と無所属に絡む問題はいろいろあるが、
今回の特別委の件では
「無所属の扱いは今後の課題」
との認識はあるようである。
那覇市議会では、任期当初から無所属の議員は異例とのこと。
無所属の扱いは不慣れということで、
心の寛い議員各位の今後の判断に期待したい。