新庁舎建設工事に関する住民説明会
那覇市新庁舎建設工事に関する住民説明会が15日、開南小学校体育館で開かれた。
会には泉崎などの周辺住民、開南小学校PTAの皆さん等が参加。
市側からは、新庁舎建設室、市こどもみらい部、市教育委員会の職員が出席、工事や新しい庁舎について説明した。
会には、施工者26社で構成する那覇市新庁舎建設工事 施工協力会からも代表者らが同席した。
会での質疑応答では、子どもちの通学に関する安全確保、旧庁舎建て壊しの際、作業員が周辺の清掃をよくやってくれたなど、さまざまな意見があった。
その中で、開南小学校の保護者から、
「工事での騒音などに伴い、全教室にクーラーを入れてもらえないか。」
との質問があった。
それに対し市教育委は、
「開南小には9月までに、最上階の4階フロアに設置する」とのこと。
それを受けて、先ほどの保護者が
「うちの子の教室は2階。今日も熱中症気味で、保健室で休んだ。下の階の教室にもクーラーを設置してほしい」と求めたが、市教委側は
「市内の学校へのクーラー設置を、各校最上階からやっている。公平感をもたせているため、(今回開南小の全教室にクーラーを設置することは)できない」とのことだった。
今回の開南小への全教室クーラー設置の要望は、那覇新庁舎建設工事という特殊事情によるもので、保護者の訴えは当然のことと思う。
子どもたちが健やかに安心して学習する環境を整えるために、市は早急に措置を講じるべきである。