令和2年11月定例会
那覇市議会11月定例会は12月22日に終了。
市立夜間中学(学級)の設置に向けた決議を全会一致可決しました。
延期した副市長選任議案は24時流会で廃案となりました。
私は、退席はしない主義ですが、苦渋の選択で退席しました。
地方議会には本来、与党野党はありませんが、採決を前に議案として提案された本人の所属会派から離脱する議員が出るなど、与党としてもまとまっていない中で出された議案であること、副市長は市長を補助する重要な役目であるにも関わらず、10日の議案に対する質疑への「政策的な齟齬は重視していない」との市長答弁は無責任、などとの理由から、議案上程過程に疑義あり、議会審議以前の問題だと判断したからです。
議会内では、様々な議論がり、それぞれに運営の正常化も模索しましたが、結果、流会となりました。
これは単なる政局ではなく、各々の会派・議員が判断した結果です。
今回は「議会が決めないことを決めた」のだと、個人的には思っています。
しかしながら、議決機関としての役割を果たせなかったことへの批判は真摯に受け止め、反省いたします。
市長はこの結果を重く受け止め、再度議案を提出するにあたっては熟考して頂きたいと思います。
※副市長議案は令和3年度に変更して提出され、市代表監査で元総務部長の久場健護氏の就任が全会一致で承認されました。
【一般質問】通告
1.環境と経済について
菅義偉首相は今臨時国会での所信表明演説で「2050年に国内の温室効果ガスを実質ゼロにする」と宣言した。
また、沖縄県は「気候非常事態宣言」を年度内に発表する予定である。
エネルギー政策について、以下を問う
(1)原子力発電についての市長の見解
(2)非効率な石炭火力発電所の段階的休廃止についての課題と見解
(3)電力自由化の進捗と課題および市の見解
(4)公共施設の新電力への切り替えについての市の見解と他自治体の取組
2.労働行政について
(1)那覇市の職員採用について、以下を問う
①令和2年度の本市職員採用候補者試験の申込者数数と合格倍率およびそれらの過去5年間の推移と傾向
②就職氷河期世代を対象とした職員採用候補者試験の状況
(2)指定管理者制度において、指定管理料における人件費の考え方と労働環境の整備の取組を問う
3.人材育成について
那覇市人材育成支援センターまーいまーいNahaにおける人材育成の取組について問う
※会期日程や会議録は那覇市議会公式ホームページ
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