平成最後のゆく年くる年
平成30年という年が、終わろうとしています。
皆さまにとって、どのような年でしたでしょうか。
沖縄県は「選挙イヤー」で、多くの市町村議会議員選挙や首長選挙のある「沖縄の統一地方選挙」、県知事選挙に那覇市長選挙がありました。
その中で、翁長雄志前知事の急逝は、沖縄県政に大きな影響を与えました。
私にとっては、元職のケーブルテレビ時代から、政治家としての翁長氏に接し、翁長市長が「市民が主役の協働によるまちづくくり」を提唱した際は、「市民が直接市政に関われる」と胸を躍らせ、協働に関する様々な取材を企画し追いかけました。
その中で、大学生として協働事業に参加していたのが、現在、無所属の会を組んでいる中村圭介議員でした。
私にとって、那覇市長とは、善くも悪くも翁長雄志那覇市長でありました。
翁長市長のご逝去にあたり、翁長市長の築いた協働によるまちづくりと那覇市を、皆さまともに発展させていこうと、改めて決意したことを覚えています。
また、今年は私にとって、日本最大の政策コンテストであるマニフェスト大賞の第13回実行委員長を務めさせて頂くという、貴重な役割を頂いた年でもありました。
北は北海道から南は沖縄まで、全国津々浦々から、政策本位の地方政治や地域を元気にするキラリと光る取り組みにスポットをあて、善い政治の競争で「地方(議会)から日本を変える」ムーブメントを起こそうと、仲間とともに奔走した、まさに「寝ても覚めてもマニフェスト大賞」の一年でした。
今回の応募数は2,242件と、第1回の221件から飛躍し安定して2,000件を超えたものの、数としては一服感もありましたが、応募主体や新しい地域からの応募など、確実にすそ野が広がってきている手ごたえを実感したところです。
来年の第14回に向け、より活動と仲間を拡げるとともに、「那覇市議会」としての活躍にも資することができるよう、精進してまいる所存です。
沖縄の大晦日は予報に違い、穏やかな一日でした。
朗らかな心もちで、皆さまとともに新しい年を迎えられますように。
日頃のご支援に感謝を込めて。
平成30年大晦日
那覇市議会議員 前泊美紀 拝