9月定例会:一般質問
一般質問を2日目の9月10日に行いました。
1.図書館行政について
(1)文部科学省が示す「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」には、市町村立図書館のサービスとして、利用者及び住民の生活や仕事に関する課題や地域の課題の解決に向けた活動を支援する「地域課題に対応したサービス」に努めるよう記されている。
公民館と図書館の併設は本市の特徴であり、協働によるまちづくりの観点からも、望ましいものと考える。
「地域課題解決型図書館」について、市立図書館の見解と取り組みを問う。
(2)第4次那覇市経営改革アクションプランの平成27年度組織目標について
①平成27年度の新規目標として「図書館サービスの充実と利用者アンケートによる満足度を高める」ことを掲げているが、その背景と具体的な取り組みを問う。
2.那覇市立幼稚園の今後のあり方について
「那覇市立幼稚園の今後のあり方について」の基本方針について、以下を問う。
(1)市民の多様な保育・教育ニーズに応えることは重要なことである。また、ワークライフバランスや家庭の教育力の重要性も指摘されている。両者のバランスについて、市の見解を問う。
(2)切れ目のない保育事業を達成するための「4月1日受入れ」について「臨時採用職員が約4割を占める実態から、不安定な職場環境で計画どおり定数を確保できるのか」、「30人学級の実現」について「クラス増の人員増に対応できるマンパワーを確保できるのか」との声が寄せられている。市の見解を問う。
(3)公私連携幼保連携型認定こども園の園長のあり方について
3.文化行政と観光振興・地域活性化について
(1)那覇市と川崎市の友好と文化的交流親善を記念し川崎市から贈られた佐藤惣之助詩歌碑は現在、首里赤平町の虎瀬公園にあるが、もともと設置されていた首里城に近隣する場所への移設が望ましいとの声もある。
市は、平成24年6月定例会において「首里城への移設については、詩碑建立当時の場所への設置は困難と考えられることから、首里城に近接し多くの方々の目に触れる場所への移設について、関係機関と調整を図っていきたいと考えている」と答弁している。
その後の動きについて問う。
(2)インターネットゲームをきっかけに、日本刀にはまる「刀剣女子」が増えているという。
歴史好きな女性を指す「歴女」ブームの際はその経済効果が注目されたことから、今回の「刀剣女子」ブームを、市民等が歴史を知るとともに観光振興や地域経済活性化に寄与するチャンスとして捉えられないかとの観点から、以下を問う。
①琉球の名刀の特徴と価値、企画展の開催について
②IT関連産業と連携したゲームアプリ開発等の可能性について