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お知らせ

【6月議会】個人質問に対する答弁の概要

市制施行90年の記念すべき「なはの日」は、那覇市の新たなにぎわいの拠点として期待される牧志駅前のさいおんスクエアもオープンし、華々しい一日でした。

那覇市議会6月定例会は7月4日に閉会。
慌しいこの一週間でした。

以下、6月27日に行った個人質問に対する答弁の概要です。
今回は「復帰」をテーマに、以下質問いたしました。

久茂地公民館施設の今後の活用予定については、新聞報道のとおり。

1.教育行政について
 沖縄が日本復帰して今年で39年を迎えた。
 復帰を経験した世代が高齢化していく中で、復帰を知らない若い世代が増えていることを懸念する声もある。
 (1)本市の教育現場では復帰をどう教えているか
 (2)復帰を伝える意義について、見解を伺う

答弁概要:
  復帰は平和教育の流れの中で出てくる程度。復帰を伝えることは意義深い。
 40周年、50周年の節目には、子ども達が復帰について学び考える機会をつくることを、前向きに検討していきたい。

2.沖縄少年会館の理念継承について
 久茂地公民館の機能移転先である牧志駅前ほしぞら公民館が7月8日オープン予定である。
 (1)沖縄少年会館の価値と理念継承の意義について、見解を伺う
 (2)久茂地公民館の前身である沖縄少年会館の理念を新しい公民館でどう継承していくのか。
    プラネタリウム、寄贈されたピアノ、「母の光」像、沖縄少年会館設立当初の図面など、具体的な物についても伺う。

答弁概要:
 沖縄少年会館が、これまでに青少年に夢と希望を与えた功績はきわめて大きかったと認識している。
 理念は牧志駅前ほしぞら公民館でも継承していく。
 旧プラネタリウムは、ほしぞら公民館に移設展示。
 ピアノは、ほしぞら公民館で活用。
 「母の光」像は、ほしぞら公民館での活用を検討
 沖縄少年会館設立当時の図面は、現存するものを今後保管していきたい。

※沖縄少年会館設立当時の図面(ちょっと解説)
 これまで市教委には無いとされていたが、この度、市民からの情報公開請求で、市教委の書庫にあることがわかった。全てではなく一部の51枚。

3.久茂地公民館施設について
 久茂地公民館施設は、去る3月末に行われた耐力度調査の結果を受け、予定より一月早い5月1日に休館した。
 (1)建物の管理と現状について伺う
 (2)同建物及び土地の今後の活用予定について伺う

答弁概要:
 9月議会に補正予算を要求し、11月には解体着手。
 予算見積もりは5千万円前後。
 跡地は、にぎわい広場に一時移転している久茂地児童館や、久茂地小学校の統廃合の状況を踏まえ、総合的に検討していく。
 当面は、来年度新庁舎が供用開始となることから、公用車の駐車場として活用する。

以上。