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お知らせ

4月臨時会:龍柱設置の増額補正等を審査

いわゆる沖縄振興一括交付金を活用した那覇・福州友好都市交流シンボルづくり事業(現時点で総事業費約2億6千万円、高さ15mの龍の柱2基)の補正1億296万1千円増の審査を含む臨時議会が、27日より開かれます。
会期は5月1日までの予定で、祝日返上の日程が組まれています。

 この事業について私は、平成24年12月定例会で補正予算として計上された「龍の石像(事業費1億2千4百万円、高さ5m1基)」の時点から、一括交付金の使い方として疑義があることから、一貫して反対してきました。

 龍柱の設置は平成26年度中に完了予定でしたが、作業が遅れる等の理由で完成していません。
国は交付金での予算の繰り越しを認めないとのことで、那覇市は自主財源で完成を目指す方針です。

今回の議会ではまず、主に次のことが争点になりそうです。
 ・事業が予定通り昨年度内に完了できなかったのはなぜか
 ・予算の繰り越しができなかった理由(国や県との協議の経緯)

 また、議会の運営については、市民の関心が高い事業でもあるので十分な審査が必要との議会の認識があり、審査の推移によっては会期の延長を求めたいとの声があります。
 さらに、市民からこの事業を中心とした議会報告会の開催を求める陳情が提出されていることから、広く市民へ行政から説明し議会と意見交換できる場を設けた上で結論を出してはどうかと提案しているところです。

臨時会初日には、議案に対する質疑があり、14名が通告を出しています。

私の通告は次のとおりです。

■ 議案第61号平成27年度那覇市一般会計補正予算(第1号)
那覇・福州友好都市交流シンボルづくり事業の補正1億296万1千円の増額について
(1)同事業の意義について、市長の見解を問う。
(2)補正予算計上に至った経緯と内訳
(3)事業が平成26年度内に完了できなかった理由を問う。那覇市建設工事請負契約約款に照らすとどうか。
(4)今回事故繰り越しができなかった理由は何か。
   平成26年3月に行った工事(その1)の事故繰り越しとの違いは何か。
(5)事業が完遂できない場合、どうなるか。
   一括交付金返還の可能性、原状回復について、それらにかかる予算額も含めて問う。

◎14名の質疑通告と会期日程はこちらから。
http://www.gikai.city.naha.okinawa.jp/informartion/2015-0427.html

○本会議場での審査等はインターネットでもご覧になれます。
那覇市議会HP http://www.gikai.city.naha.okinawa.jp/index.html

◇会期日程(抜粋)
4月27日(月)本会議① 午前10時開会予定
             議案説明聴取・質疑・委員会付託等
             予算決算常任委員会①、委員会(分科会)
             ※総務、建設分科会に付託
  28日(火)休会   予算決算常任委員会②
  29日(水)休会   事務整理日(昭和の日)
  30日(木)休会   予算決算常任委員会③
5月 1日(金)本会議② 委員長報告・質疑・討論・表決

悩ましい審議・審査が続きそうです。